Velolien MATSUYAMA

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レース報告

2025.06.24

RaceReport 全日本選手権ロードレース 男子ME

全日本選手権ロードレース 男子ME

開催日: 6月22日(日)

開催地:  日本サイクルスポーツセンター(CSC)/静岡県伊豆市大野1826

天候:  晴

距離: 160km(8km20周)

前日と同じく日本サイクルスポーツセンター内の5キロコースに施設内の道を追加した1周回8kmのコースで行われた「日本一」を決める全日本選手権。

ヴェロリアン松山からは鈴木選手、阿部選手、桂選手、新開選手、森選手、吉田選手の7名が出走。

ハードな登りの険しいコースに加え、暑さも厳しい4時間を超えるレース。

同じコースで行われた昨年は完走20名ということからも難易度が高さがわかる。

ヴェロリアン松山は阿部選手、桂選手が前半の大人数の逃げができる場合は乗っていき、逃げに乗れなかった際は他メンバーと同じく後半に向けて温存して最後の展開に備える事を念頭にスタート。

1周目、テクニカルな下り坂で集団落車が発生。

新開選手、森選手がその落車に巻き込まれて、集団から遅れてしまう。

レースはペースを落とす事なくハイペースで進み、4周目に3名の逃げがきまる。

優勝候補ナンバーワンチームの「JCL TEAM UKYO」から鎌田選手、

スパークル大分からは阿曽選手、チームユーラシア・IRCから吉岡選手。

逃げは容認したが、メイン集団のペースが落ちることはなく、揺さぶりの動きが続く。

その動きによりダメージを負った日野選手が遅れてしまう。

レースの半分を終えて後半戦を迎える頃には、先頭は鎌田選手のみとなってしまう。

一方メイン集団もアタック合戦が始まり、集団は2つに分断される。

先頭集団には阿部選手が残り、2番手集団には鈴木選手、吉田選手が前を追いかける。

しかし、後半の勝負所の展開が始まってからはペースが落ちることなく、

消耗戦となってくる。

遅れた桂選手、吉田選手、そして鈴木選手も遅れ、タイムアウトによってレースから降ろされる。

唯一残った阿部選手も遅れた選手達と走り続けるも残り4周を迎えたところでタイムアウトとなり、DNFとなった。

レースは、残り2周回で前年度のチャンピオン小林選手を含む4選手が力で抜け出し、

最後は単独で抜け出し、逃げ切りの全日本選手権2連覇を達成した。

清水監督コメント

ハードなコースではあるが、今年は前年より完走者が増えることが予想され、今年も完走まであと少しの結果となった。

ここまで積み上げた事がまだ足りなかったという事が事実。

悔やんでいる余裕はなく、次戦、来年に向けて改善してステップアップを目指したい。

リザルト

1位 小林 海(JCL TEAM UKYO)

2位 山本 元喜(キナンレーシングチーム)+25s

3位 金子 宗平(群馬グリフィン)+56s

….完走34名

DNF 阿部 嵩之

DNF 鈴木 譲

DNF 吉田 晴登

DNF桂 慶浩

DNF日野 泰静

DNF 新開 隆人

DNF 森 海翔

ALL Photo by Nobumichi Komori