全日本選手権ロードレース 男子U23
開催日: 6月21日(土)
開催地: 日本サイクルスポーツセンター(CSC)/静岡県伊豆市大野1826
天候: 晴
距離: 114km(8km14周)
昨年と同じく日本サイクルスポーツセンター内の5キロコースに施設内の道を追加した1周回8kmのコースで行われたU23世代の「日本一」を決める全日本選手権U23。
ヴェロリアン松山からは森本選手が出走。
距離は短いが、ハードなコースで3時間を超えるレースが予想された。
上りが得意な森本選手は前半から積極的に逃げを作り、レース後半有力選手が追いついてくる「勝ち逃げ」に合わせて勝機を見出すレースを目指してスタート。
1周目から宣言通り、森本選手が6名の逃げを形成し、順調にメイン集団とのタイム差を開いていく。

最大2分まで開く。
徐々に人数を減らしながらも周回を重ね、残り3名となりながらも、最後まで諦めずに走り続ける。

9周目に、ついに有力どころが作る10名ほどの集団に追いつかれる。
牽制状態となり、後続集団も追いつき、40名ほどの先頭集団となる。

引き続きハードの展開が続き、先頭集団は分裂し、森本選手は分裂した三つ目の集団に残る。
最後まで諦めずにペースを保って前を追いかける。
しかし、残り2周を残して残念ながらタイムアウトとなった。

レースは残り3周から抜け出した、森田選手(京都産業大学)と橋川選手(愛三工業レーシング)が、最後まで逃げ切り、
マッチスプリントを制した森田選手が優勝。
清水監督コメント
学業等に追われ、コンディション不良が続くなか、この全日本選手権にギリギリ合わせてきた状況を考えれば良いパフォーマンスを発揮してくれたと思う。またこれまでには叶わなかった有言実行となるレース展開を自ら作り、勝負の可能性を見せてくれた走りは賞賛に値する。シーズン後半戦のレースに期待したい。
リザルト
1位 森田 叶夢(京都産業大学)
2位 橋川 丈(愛三工業レーシング)+0s
3位 松井(愛三工業レーシング)+1m12s
….完走22名
DNF 森本 凜太郎
ALL Photo by Nobumichi Komori