ツール・ド・熊野 UCI2.2 (第3ステージ)
開催日: 5月10日(土) 第3ステージ /全日程2025年5月8日(水)〜11日(日)
開催地:熊野山岳コース
天候: 雨
距離: 107.7km(Race Neutral1.4km)18.5km+17.2km4Lap+20.4km
国際レース「Tour de KUMANO UCI2.2」の第3ステージ。
クイーンステージとなり山岳ステージは、これまで活躍した選手達がどこまで登りに耐えられるか、また、この第3ステージで攻撃を開始する選手など、様々な思考と力が試されるステージとなる。
ヴェロリアン松山は、
山岳を得意とする選手はいないので、
基本的にはタイムリミットを過ぎないことを前提に、山岳を有利になる展開では前方で展開することを念頭にスタート。
スタート前から降り続く雨はやまず、雨のまま険しいステージが始まる。
スタート後、牽制とアタックが繰り返される中、新開選手が昨日に続いて前方で展開。
しかし、決定的な逃げはできず早くも山岳の入り口に近づいてくる。

各チームが山岳の登り口を前方で登り始めたいため、集団密集度が増し、トンネル内で大きな落車が発生し、鈴木選手が巻き込まれる。
続いて、トンネルを抜けた後のコーナーでスリップした選手に追突される形で阿部選手も落車してしまい、
ベテラン2名が先頭集団から遅れて登りに入っていく。
1回目の登りから総合逆転を狙う強豪チームがペースアップし、早くも勝負争いが絞られてくる。
桂選手、新開選手も先頭から遅れ,
鈴木選手と新開選手が40番前後の30名程の大きな第3集団でゴールを目指し、
阿部選手と桂選手がさらに後方で完走を目指す集団で、タイムリミットとの戦いとなり、
各選手、最終日につなぐために走りきり完走を果たした。


清水監督コメント
脚力差、登坂能力の差が出やすいコースに
翌日につなげる事を最低限の走り切ってもらった。
登坂が得意でなくても、展開できる根本的な力をつけていかなくてはならない。
トラブルがありながらも最終日まで繋げられ、
最終日にできる事をトライしていきたい。
リザルト
第3ステージ
1位 スチュワート・マーク(ソリューション・テック・ヴィーニファンティーニ)
2位 ブレグノイ・マティアス(トレンガヌ・サイクリングチーム) +0s
3位 ガリッポ・ニコロ(JCL TEAM UKYO) +45s
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49位 新開 隆人 +11m36s
76 位 鈴木 譲 +12m58s
80位 阿部 嵩之 +17m36s
82位 桂 慶浩 +17m36s
個人総合成績 第3ステージ後
1位 スチュワート・マーク(ソリューション・テック・ヴィーニファンティーニ)
2位 ブレグノイ・マティアス(トレンガヌ・サイクリングチーム) +4s
3位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +47s
…
51位 新開 隆人 +13m25s
65 位 鈴木 譲 +15m28s
79位 阿部 嵩之 +23m55s
81位 桂 慶浩 +25m36s
チーム総合成績
1位 トレンガヌ・サイクリングチーム
2位 ワンティ・NIPPO・リユーズ +2m39s
3位 JCL TEAM UKYO +3m03s
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16位 ヴェロリアン松山 +50m41s
ALL Photo by Satoru.Kato