ツール・ド・熊野 UCI2.2 (第1ステージ)
開催日: 5月8日(木) 第1ステージ /全日程2025年5月8日(水)〜11日(日)
開催地:印南町かえる橋周回コース
天候: 晴れ
距離: 1 2 5 . 3 k m (Race Neutral 2.3km) 17.9kmx 7laps
国際レース「Tour de KUMANO UCI2.2」
ヴェロリアン松山として2年連続の出場。
今年は海外勢のチームが増え、ハイレベルなレースが予想された。
コースは和歌山県印南町の町役場前をスタートし、3級山岳を毎周回登る17.9kmの周回コース。
ゴール前は町役場前につながる「かえる橋」の坂を登りゴールするコースレイアウト。
ヴェロリアン松山からは和歌山城クリテリウムに続いて、鈴木選手、阿部選手、桂選手、新開選手、日野選手、森本選手の6名が出走。
チームは日野選手は集団ゴールスプリントへ温存、鈴木選手は4日間の総合成績を身添えて総合上位を狙う有力勢と展開。
阿部選手、桂選手、新開選手、森本選手は逃げ集団に乗っていきレースを展開していくことを念頭にスタート。
レースは外国勢や国内有力チームが主導権を握ろうとアタックが繰り返す。
2周目には桂選手がバイクトラブルで、バイク交換をしいられるも落ち着いて集団復帰を目指す。
その際にレースはペースが上がり、JCL TEAM UKYOの鎌田選手、トレンガヌ・サイクリングチームのMAZUKI選手の2選手が逃げを決める。
メイン集団は今大会唯一のUCIプロチームのソリューション・テック・ヴィーニファンティーニがコントロール。
最大2分のタイムギャップが開く。
それ以上開くのを嫌がった数名がメイン集団から抜け出し、チームユーラシアIRCタイヤの岩村選手が単独追いつき、3名での逃げ集団となる。
3名となったものの、初日のメイン集団は力が存分に残っており残り1周に入るタイミングで先頭3名を吸収して、集団ゴールスプリントの雰囲気を感じながら距離を消化する。
ヴェロリアン松山勢も全員メイン集団に残り、日野選手の集団ゴールスプリントに向けて、
鈴木選手、桂選手、新開選手が日野選手を前方に引き上げるために風除けとなりポジションをキープする。

有力チームが人数を揃えて熾烈なポジション争いをする中で、前方へ送り込むことはできなかったが、
持ち前のスプリント力で日野選手はタイム差なしの15位ゴール。
ヴェロリアン松山勢全員無事にゴールし、2日目へ駒を進めた。

清水監督コメント
レース全体的に、集団ゴールスプリントになる雰囲気となり、無事に2日目を迎える形となった。
逃げに乗れなかった分、ゴールスプリントに向けて期待したかったが、ポジションどりやスピードなど越えなければいけない課題を大きく感じた。
また今後も同じようなこと場面は出てくるので、経験を踏んでこのカテゴリーでも上位に入れることを証明させたい。
リザルト
1位 ラヨヴィッチ・ドゥシャン(ソリューション・テック・ヴィーニファンティーニ) 40m10s
2位 岡 篤志 (宇都宮ブリッツェン) +0s
3位 ベンジャミ・プラデス(VC福岡) +0s
….
15位 日野 泰静 +0s
39 位 鈴木 譲 +0s
42位 新開 隆人 +0s
80位 阿部 嵩之 +0s
86位 森本 凜太郎 +25s
95位 桂 慶浩 +1m41s
ALL Photo by Satoru.Kato