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レース報告

2025.10.06

RaceReport おおいたアーバンクラシック  クリテリウム


おおいたアーバンクラシック  クリテリウム
開催日:10月4日(土)
開催地:大分市 いこいの道周辺 特設コース
天候:曇り
距離:42km(1.2km×35周)
出走選手:鈴木 譲、阿部 嵩之、桂 慶浩、新開 隆人、吉田 晴登、森 海翔

大分駅南口前(上野の森口)の「いこいの道広場」を中心に開催された「おおいたアーバンクラシック クリテリウム」。今年はコースが駅前ロータリーまで広がり、市街地の目抜き通りを舞台に繰り広げられる特設周回レースには、多くの観客が沿道を埋め尽くし、熱気あふれる雰囲気の中でスタートしました。
1周1.2kmのコースはコーナーが多く、立ち上がりの加速と位置取りが勝負を分ける展開。
序盤からハイペースなレースが続き、集団は縦に長く伸びるタフなレースとなりました。

ヴェロリアン松山は、集団前方で展開しながら逃げの動きを警戒。レースの1/3を過ぎた局面で強力な8名の先頭集団が形成されると、阿部選手が単独で追走を開始し、前方の3名を捉えて4名で追撃を試みました。しかし、優勝候補が揃う先頭8名に追いつくことは叶わず、メイン集団へと吸収されました。

その後も阿部選手や先頭8名に送り込めなかったチームと共にメイン集団を牽引しましたが、先頭8名との差を埋めることはできず、終盤には先頭グループがメイン集団を1ラップ。メイン集団にはマイナースプリントルールが適用され、桂選手が集団19着の27位でフィニッシュしました。

一方、先頭8名は最後までハイペースを維持。少人数のスプリントを得意とする岡選手(宇都宮ブリッツェン)が鋭いスプリントで優勝を飾りました。

監督コメント(清水裕輔)
「前回のレースから間隔が空いており、久しぶりのレース強度に苦しむことが予想されましたが、選手たちは比較的良い状態で走れていました。ただし、国際レースのスピードとパワーにはまだ差があり、先頭8名に加わるには単なるテクニックではなく、もうワンランク上の総合力が必要だと改めて痛感しました。翌日のレースでは、チームの立ち位置を意識しながら積極的に動き、勝負に絡むチャンスを掴みにいきたいと思います。」

リザルト
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)  
2位 エリオット シュルツ(ヴィクトワール広島)
3位 本田 晴飛(VC福岡)
….
27位 桂 慶浩
34位 吉田 晴登
56位 阿部 嵩之
64位 鈴木 譲

DNF 新海 隆人
DNF 森 海翔

ALL Photo by Satoru.Kato