JBCF 東日本ロードクラシック
開催日: 2025年4月27日(日)
開催地:群馬サイクルスポーツセンター
天候: 晴れ
距離: 150km(6km×25周)
群馬サイクルスポーツセンターで開催された「東日本ロードクラシック」150kmのレース。
レースレイティングは「ゴールド」に指定される先週に引き続き格式高いレース。
天候は晴れだが、標高が高く少し涼しさを感じる気温。
アップダウンが続くコースレイアウトが徐々に体力が削られるコース。
ヴェロリアン松山からは鈴木選手、阿部選手、桂選手、新開選手、日野選手、森選手、吉田選手、森本選手の8名が出走。
チームは、若手の森選手、吉田選手、森本選手が前半の動きは積極的に対応して、
中堅、ベテラン勢でレース後半以降の動きをケアして上位を狙う。
レースはアタック合戦が続くが、ハイペースが続く展開にはならず、
大集団のままレースは進んでいく。
前半に集団内の大きな落車もあったが、ヴェロリアン勢は大事には至らず8名全員でレースを進める。
10周目には阿部選手を含む23選手が先行し、集団が大きく分裂。
1名しか送り込んでいないヴェロリアンは桂選手が後手の状況を打破しようと展開。
集団は再び一つになる。

レースは半分を消化したあたりで阿部選手がアタックを決め、優勝候補のキンテロ選手(ヴィクトワール広島)と2名で抜け出す。
最大40秒差まで広がったものの、各チームの積極的な動きにより2名は集団に吸収され、その後にレースが大きく動き12名の逃げができる。


先頭12名
Schultz選手、孫崎選手(ヴィクトワール広島)
岡選手、谷選手、アコスタ選手(宇都宮ブリッツェン)
金子選手(群馬グリフィン)
山本選手(キナンレーシングチーム)
床井選手(レバンテ富士静岡)
トリビオ選手(マトリックスパワータグ)
松本選手(サイクラーズスネル)
内田選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)ffk
風間選手(シマノレーシングチーム)
タイム差は1分、2分と拡大していき、メイン集団を統率をとるチームが現れず差が開いて行く。
ヴェロリアン松山勢はメイン集団に鈴木選手、阿部選手、新開選手、日野選手、森本選手の5選手が残る。

残り2周,メイン集団から3分以上開いた先頭12名からSchultz選手、アコスタ選手、山本選手が抜け出し、最後は3名のゴールスプリントによりSchultz選手が西日本ロードクラシックに続いて優勝。
一方メイン集団は2名の追走ができ、
ヴェロリアン松山勢は14位争いのゴールスプリントにより、日野選手が26位でフィニッシュ。

ヴェロリアン松山勢は先頭の優勝争いには加われなかったが、5名をメイン集団に残すも、上位進出までもう一手足りなかった。
清水監督コメント
先週の結果を元に、若手に前半の動きを任したかったができなかった。
中堅、ベテランに頼らないチームにはまだ一歩足りなかった。
昨年は東日本クラシックでは完走1名という結果から比べれば大きく進歩してきているが、各選手の実力から言えばもう少しレースを展開できると思っている。
まだまだ成長を続けていきたい。
リザルト
1位 Elliot Schultz (ヴィクトワール広島)
2位 アコスタ・ルーベン(宇都宮ブリッツェン) +0s
3位 山本 元喜(キナンレーシングチーム) +3s
….
26位 日野 泰静 +3m58s
38 位 鈴木 譲 +4m0s
45位 森本 凜太郎 +4m21s
46位 新開 隆人 +4m21s
54位 阿部 嵩之 +8m6s
DNF 吉田 晴登
DNF 森 海翔
DNF 桂 慶浩
ALL Photo by M.SHIMIZU